手作りの方必見?お肉に付きまして。ちょぃ一筆。肉は、通常考えられているように、動物の筋肉組織、ならびにそれに付随する筋肉内脂肪、筋肉鞘と腱の結合組織および血管から構成されております。 筋繊維と結合組織の相対的比率は、肉の硬さや歯ざわりに大きく影響する。枝肉の部位による筋肉の栄養素含有量の差は、脂肪の割合によって決まります。 脂肪のない赤身肉は、同じ動物の異なる部位からであっても、牛、羊、豚、家禽のような別種の動物からであっても、水とタンパク質の割合は同じで、水分≒75%、タンパク質≒25%程度である。 豚、羊、仔羊、鶏、七面鳥、家鴨、兎の生の赤身肉(筋肉組織を含む)の成分は非常に似ていて、水、タンパク質、脂肪の平均含有量は、それぞれ約70~76%、20~22%、2~9%である。脂肪は主要な変数で、“白身”肉(家禽、兎)は仔羊と豚(7~9%)より脂肪が少ない(2~5%)が、牛肉赤身とほとんど同じである。脂肪に対する赤身の割合は、同じ枝肉の異なる部位の間や、異なる動物の間で、著しく変動するので、食品成分表を用いて個々の部位のタンパク質、脂肪、エネルギー含有量を正確に予測することはできない。仔羊肉と豚肉は、一般に牛肉の枝肉より脂肪が多い。最近牛肉の骨なし食肉は、部位後とに見ると5%(赤身)から26%(フォアリブブリスケ)の脂肪を含み、平均すると24%になる。仔羊の胸肉やロインチョップは36%以下の脂肪を含み、食肉枝肉全体としては、だいたい30~32%となる。すね肉は18%しか脂肪を含まない。牛肉のタンパク質含有量はリブで16~18%、ステーキ用で20%の範囲となっています。 上に述べた動物及び鳥肉のタンパク質含有値は高値です。よって、脂肪含有量を差し引けば、タンパク質含有量は種間の差より同じ動物の部位間の差のほうが大きいか、または同程度であるから、栄養素含有量について食用動物の種類を選ぶ必要はほとんどない。家禽と豚の脂肪は、牛と羊の場合より不飽和性が高い(すなわち二重結合を多く含む)が、実際には、これは犬にとって消化率や利用率に影響を与えることはほとんどないと思われる。 内臓肉、腎臓、胃、膵臓、肺臓のような肉副産物は、動物種が違っても、一般に栄養素含有量は大差がない。しかし、内臓の種類によって栄養素含有量には大きな差がある。例えばレバーと胃を比べると、栄養素含有量が非常に違う。内臓の脂肪とビタミン含有量は、その家禽に与える食物によって変動する。 もっと詳しい情報については、食品成分表を調べなければならない。実用的に考えて、肉ではエネルギー貯蔵は種として脂肪とい形で行われるため、炭水化物は含まない。筋肉は少量のグリコーゲンを含むが、これは屠殺後、急速に消失するので、炭水化物の含有量は無視しえる。 すべての肉、すなわち筋肉を内臓は両方ともカルシウムが非常に低く、カルシウム:リンの比は1:15から1:26である。このため、適切な補給をしないで主に肉を与えていると、骨の低ミネラル化という深刻な問題が起こる。すべての筋肉とはほとんどの内臓および肉副産物はビタミンAとDが欠乏している。レバーおよび腎臓(含有量はやや低いが)は、これらのビタミン源としてすぐれている。だが実際には、猫にレバーのほかにはほとんど何も与えない場合、レバーは非常にビタミンA(レチノール)が多いため、重度の疾病が見られることがある。肉は一般に良質のタンパク質、脂肪、鉄、ビタミン群、特にナイアシン、チアミン、リボフラミンおよびB12の供給源である。 肉は犬にとって嗜好性が高く、一般に消化性が高いので、その栄養素成分は、すぐに利用することができる。カルシウム、リン、ヨウ素、ビタミンAとDを適切に補給すれば、肉はすぐれた食物になる。 肉副産物としては、血液、骨、人の食事に用いた後の兎、鶏、豚、羊などがある。それらは骨を含んでいるので、カルシウムとリンの含有量が高く、このために肺臓やレバーなどの不足分を補う。これらは取り扱いが難しいので、家庭で調理するには適していないが、ペットフードの製造には適している。 ウォルサム様の素敵なお考えです。非常に参考になる文献ですね・・・。 ドライフードはバランス面では非常に優れています・・・・が、どーわめこうが加熱・加圧(損失覚悟)された加工品の領域からは決して外れないのよ~。 面倒なことはその加熱加圧により何がどの位不足しているかが明確ではないことっすね・・・。問題はそこ・・・・っしょ。 個人的に・・98歩譲ったとしても・・・。食事配合比率はドライ給与は全体の60%くらいかな・・、そんでもって肉類は30-35%程度、残りの部分は適当に混ぜ混ぜしてね。&ミネラル(カルシウム類)サプリは必須だょ。 あくまでも個人的な独り言・・てん。
by yuho-online
| 2005-04-19 10:42
| □食材の良し悪し
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